26 悩んだときには…
自分の頭で考えることはもちろん必要です。
でも、悩んでも、考えてもどうしたらいいか道が見えてこないときには、周りの力も借りましょう。
そのためにも、ネットワークを持ちましょう。
子育て経験者や人生の先輩等々、自分と同じような悩みを抱えていた人、自分の悩みを解決する糸口を与えてくれる人は沢山いるはずです。
一人で抱え込んでしまっては、負のスパイラルに陥ってしまう危険性もあります。
色んな人の意見、経験談を聞くと、新たな視点を持つことができたり、思わぬ解決口が見えてきたりするものです。
また、暫し悩むこと、考えることをやめてみるのも有用です。
親自身の気分転換、リフレッシュも大切ですよ!
27 子供が体調を崩したとき…
旅行など出掛ける計画を立てていたのに、当日になって子供の具合が悪く、泣く泣く中止にした…
という経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
熱を出すなど、子供が体調を崩すことはよくありますね。
既に何度も聞いているかと思いますが、そんな時こそ平心であることが肝要です。
平心とは落ち着いた心、穏やかな心です。
親の状態を子供は敏感に感じ取ります。
親が動揺していたら子供も動揺します。
焦る気持ちはわかります。
しかし、焦っても体調は良くなりません。
かえって、治りが遅くなるくらいです。
予定などで、その時を逃したら取り返しがつかないものはそうそうありません。
子供の具合が悪かったら、できる限り子供のペースにあわせ、親も一緒に休養するくらいの心持ちで過ごしてみて下さい。
28 なぜ勉強をするのか?
大人になってから再び勉強を始める人がかなりいます。
何故でしょう?
仕事をする上で必要だから。
意義があるから。
個人的興味の追及。
それぞれ理由があります。
そして、自ら勉強に取り組んでいる人はとても熱心です。
なぜ勉強をするのか?
その理由を子供に伝えて下さい。
ただ単に「勉強しなさい!」と言われても、理由がわからなければ、納得していなければ、ほとんど効果はありません。
子供が理由を理解していれば「勉強しなさい」なんて言う必要はありません。
自分に置き換えて考えてみて下さい。
納得していないこと、理由がわからないものに素直に取り組めますか?
では、理由を考えてみましょう。
基本的な知識を身に付けるため。
お金を得るため。
生きていくため。
自分のため。
将来の豊富な選択肢を持つため。
自分の幅を拡げるため。
人生を楽しむため。
人それぞれ理由は違います。
子供が納得できる理由を見つけて、伝えて下さいね。
29 ポジティブワードを使いましょう!
使う言葉の効果、効能はとても大きいものです。
普段から、プラス思考、ポジティブシンキングで、ポジティブワードを使うよう心掛けてみて下さい。
ネガティブワード、例えば、駄目だ、出来ない、最低、など、10語言ってみます。
するとどうでしょう?
自分では力を入れているつもりでも、実際には力が入らない、パワーが出ない、そんな状態になるそうです。
気持ちも暗くなりがちですよね。
聞いていても良い気分はしません。
今度はポジティブワードを10語、言ってみます。
素晴らしい、楽しい、最高!等々…
すると顔はにこやかになり、みるみる力が湧いてくるようです。
気持ちも自然と明るくなります。
私自身の経験からも、楽しい気持ちは良い結果を、暗い気持ちは悪い結果を引き起こすと実感しています。
ちょっと意識して言葉を使ってみて下さい。
30 量より質
大切なのは子供と一緒に過ごした時間の長さではなく、その時間をどう過ごしたか、です。
同じ部屋にいても、それぞれがテレビを見ていたり、ゲームをしていたり…
それではあまり意味がないかもしれません。
量より質です。
幼い子供を保育園に預けて働くことに対する悩みをお持ちのかたもいらっしゃることでしょう。
親は社会で働き、子供は保育園という小さな社会で過ごす。
それも1つの素晴らしい選択肢です。
平日の日中は離れていても、夜や週末、子供と一緒に過ごすその時間を充実させればいいと思うのです。
時間が限られているから、より子供をいとおしく思ったり、より密度の濃い時間を送ることができたりするのではないでしょうか。
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