6 やりたいことはどんどんやらせる。
子供は好奇心が旺盛です。
これは何?あれは何?気になることばかりです。
できるだけ多くの経験をさせることにより、その子の可能性が広がります。
大人になると、とかく自分ができることの範囲を限定してしまいがちです。
そうならないためにも、子供のうちから積極的に、なんでも経験させてあげて下さい。
すると、その子が大きく羽ばたいていくのです。
子供の可能性を広げてあげて下さい。
時には子供独りで。時には親子一緒に。
7 言うより態度で示す。
「うちの子は、何度注意をしても全く言うことをきかなくて…」
そう言う前に、わが身を振り返ってみて下さい。
子供は親の言うことではなく、親のすることを真似するのです。
子供に注意したいことは、言葉で言うより態度で示すのが効果抜群です。
例えば、
いつもドアを静かに閉める親のもとで育った子供は、ドアを静かに閉めます。
部屋にゴミが落ちていたら、すぐに拾ってゴミ箱に入れる親のもとで育つと、子供も自然と、ゴミに気付いたらゴミ箱に入れるようになるのです。
親は、自分がとっている行動が本当に正しいのか、子供に見せてお手本になるのか、常に考えて行動することが大切なのです。
8 返事をきちんと、挨拶をしっかりする。
返事や挨拶はコミュニケーションのはじまりです。
眠いから、面倒くさいから、言わなくてもわかるはず…
そんなことはありません。
家族同士でできない挨拶が、外に出て自然とできるわけがありません。
社会に出て挨拶ができない人は、無作法な人、礼儀知らずな人です。
そうならないためにも、お互いの触れ合いである挨拶を習慣づけて下さいね。
「おはようございます」「いってきます」「いってらっしゃい」
「ただいま」「おかえりなさい」「いただきます」「ごちそうさま」
「はい!」「おやすみなさい」
それから「ありがとう」「ごめんなさい」も忘れずに!
9 友達の選択に口出しをしない。
子供が小さい頃は、親の都合(近くに住んでいる、親同士が友達など)で友達ができます。
それが、年を追うごとに、子供自ら友達を作るようになっていきます。
保育園や幼稚園に入ると、仲の良い友達ができますね。
その友達が泣き虫であったり、怒りん坊であったり、はたまた暴力的であったり…
親としてはハラハラするときもあるかと思いますが、友達選びは子供本人に任せましょう。
ただし、しっかり子供を見守って把握しておいて下さいね。
友達との付き合いにより何らかの悪影響があったり、ご家庭の教育方針に合わなくなったときには、きちんと軌道修正できるように、注意しておくことが大切なのです。
10 子供は何度も注意されて成長する。
「さっき注意したのに何度言えばわかるの?」
親が子供によく言う台詞ですね。
何度注意すれば子供はわかるのでしょうか?
いえいえ、子供はわかっていないわけではありません。
親が注意することを徐々に理解していくのです。
自分が小さい頃どうだったのか、思い出して下さいね。
どうか、自分のことを棚に上げないで下さい。
子供はすぐには直せないかもしれません。
子供が成長するには時間がかかるのです。
うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
それでも何度でも同じように注意して下さい。
前回は注意したけれど、今回は注意しない、というのはいけません。
そうすると子供の中に正しい基準ができませんから。
一度注意しただけで直るということはまずありません。
何度も何度も注意されて、ようやく一人前になっていくのです。
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